今年のベストシーズンは、緊急事態宣言で自宅でステイホームせざるを得ませんでした。ステイホーム中にYouTubeやブログをはじめました。ちょっとした家の整理整頓などもしました。そのとき本棚に懐かしい本を見つけました。

浜野安宏さんの「フォトエッセイ-巨大魚釣狂詩 さかなかみ巡礼記」です。発刊されたのは、2001年ですから、19年前の書籍になります。
浜野さんは、建築、ファッションなど垣根を超えた分野で活躍されてきた方で、東急ハンズをプロデュースされた方でもあります。東急ハンズは、モノを売るというよりも、新しいライフスタイルを売る店として、90年代から今に至るまで欠かせない存在となっています。その浜野さんは、フライフィッシャーとしても有名な方です。

その浜野さんの「フォトエッセイ-巨大魚釣狂詩 さかなかみ巡礼記」飽きるくらい読みましたねー。なんといっても写真の鱒が美しい!確かに今どきインターネットで魚の写真は山ほど見れます。ですが、価値観が異なるように思います。また、文章もお熱いです。火傷しそうです!レインボーやブラウンなど手にするまでの戦略、ご本人の考え方、当時の世界情勢なども垣間見られます。

本音を言えば、私も世界中に釣りの旅に出かけたい!
アラスカにグレーリングを釣りに行きたい!シベリアで雄のサクラマスを釣りたい!
コーホサーモン、和名銀鮭 日本の管理釣り場で釣れるボロボロな個体ではなく、名前通りのギンギンのコーホサーモンを手にしたい!
ユーゴスラビアのチョークストリームでブラウンを釣りたい!
日本にいながら、芦ノ湖も中禅寺湖も行ったことがない、行ってみたい!
しがないサラリーマンである限り、たぶん 行かない、いえ、行けないでしょうねー。
夢はほどほどに、釣りは「家族との調和をとりながら、日帰りで楽しく安全に!」が基本ですから、宮川下流で60オーバーのレインボーが釣れる可能性もあるので、県内の川で釣りを楽しみたいと思います(笑)。
もし、定年退職でもしたら、「さかなかみ巡礼記 岐阜県」でも発刊したいですね。御母衣ダム熱症候群とか、長良川ブルースサツキマス、宮川下流口が裂けたブラウンなんかのタイトルをつけた本でも出しますかね?(笑)10年以上先ですが。
禁漁を迎えたら、「フォトエッセイ-巨大魚釣狂詩 さかなかみ巡礼記」手をとって、じっくりと写真と文章を拝読するのもお薦めです。また、夕マズメまでの待機時間に当書を手に取り、気分を高騰させるも良しです!
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