元ちとせ(はじめちとせ)「ハイヌミカゼ」

トラウト渓流道具・釣りのお供

釣りの道中移動時に車で聴いている元ちとせ(はじめちとせ)さんのファーストアルバム「ハイヌミカゼ」の紹介です。釣りのお友や、雨で急遽釣りが中止になった場合に如何でしょうか?

彼女の歌声は、百年に一度などと形容されていますが、
彼女の歌唱は、たしかに元ちとせ唯一です。
彼女のCDで、ファーストアルバム「ハイヌミカゼ」を繰り返し聴いています。

元ちとせさんは、「ワダツミの木」が大ヒットしましたので、
30-40代の方であれば、ご存じでしょう。
奄美の出身で、独特な愁いを帯びた歌い方が特徴です。
今夜はダンスパーティーみたいな方にはお薦めできません。
ちょっと繊細な、ノスタルジック指向の方にお薦めします。
J POPというよりかは、ワールドミュージックに近く、CDショップでは、そういったカテゴリーに置いてあっても違和感は有りません。
日本よりもうしろ、海外でも反響あるのでは?と思います。

元ちとせさんは、10代の頃は、奄美民謡の練習に明け暮れたようです。
練習の成果か、歌謡曲やロックの影響が希薄で、純血性が保たれています。
高校生の時に、へんにジャニス・ジョプリンなど聞いてしまっていたら、ブルースが浸透してしまい、透明感は維持できなかったかもしれません。

「現在」と「過去」、「太古」を連想するような歌詞が多いです。
そして、神話のような歌詞と、太古の楽器のような、なんともオリエンタルな歌唱とが相まり、彼女にしか表現できない詠み物語のような印象です。
なんかこー、土着しているんですよね。

私が好きな曲を挙げますと、

「ワダツミの木」・・・あまりに有名なので、割愛します。勿論、大好きです。

「心神雷火」・・・シャーマニズムを感じさせるような曲です。土着していますね。彼女の歌声は、自然から生まれたというか野生を感じさせます。歌詞の内容から言えば、私の中にも野生が有るので、釣りとかするのでしょうね。雨とか降ったりは、自然現象なので避けようがありません。雨が降っている間は、大人しく車中でこの歌でも聞きますかね?

「ひかる・かいがら」・・・山崎正義さんの曲ですね。はじめちとせさんの独特なこぶしの効いた歌い方を山崎も狙ったんでしょうか?歌い手次第で良くも悪くもなってしまう曲だと思うのですが、実に素晴らしい仕上がりです。渓流なんで、かいがらは無いので小石でも持って帰りましょうかね?(笑)インディーズ時代でも山崎正義さんの牧歌的な「名前のない鳥」をカバーしていますが、そちらも秀逸です。

ひかる・かいがら

「君ヲ想フ」
一番好きです。何とも切ない曲なんですが、
歌ヲ想フ時々聴きたくなりますよ。アコーディオンと曲を通して鳴っているピコピコのアレンジも秀逸です。中盤の はじめちとせ のハーモニーが重なっていく箇所がクライマックスとなり、たまりません。

君ヲ思フ – 元ちとせ with ハシケン

釣りのBGMに如何でしょうかね?

はじめまして 門左衛門です!
渓流でヤマメやイワナ、ニジマスを主にルアーで釣っています。
基本、車でさっと行けて、さっと釣れるような楽な釣りを楽しんでいます。
釣りの腕は、全くの素人です。大して自慢できる釣果もありません。
釣りのレポートを中心に、釣りの道具や、ルアー、CD、本、その他のアイテムの紹介をしています。
宜しければ、ご拝読ください!

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